第1080回 (25)

例会日時:
2016年2月8日 12:30~
例会場所:
たびやかた嵐の湯
担当委員会:
国際奉仕委員会

  昼の例会は、3週間ぶりと一寸間隔を開けての開催となりました。
  武田会長の挨拶では、先日1月23日、24日にタントクルセンター10周年記念公演で行われた『ミュージカル よじろう』の観劇の話しに始まりました。素人とは思えない内容や表現力に、驚きと感動溢れるものがあり、ミュージカルに対する認識を新たにした事を話されました。

001 (武田 昇会長)

  本日の卓話者は、さくらんぼ国際交流協会会長 高橋一郎氏(前東根市教育長)にお出で頂き、国際交流協会の内容と活動についての話をお聞きしました。

  当協会は、NPO青年海外協力隊やロータリクラブの米山奨学会のように国際的に貢献する組織で、市内会員33名、企業4団体、外国人24名で組織され、市からの若干の助成は有るものの各自のボランティア意識で活動している団体です。  グローバル化社会の今日、東根市の外国人生活者は、昨年254人(県内8位)と県内市町村の人口に応じた人数に推移しており、国際交流が進んでいるとは言い難い。また、インバウンド人口は、全国で1,900万人を超える中、山形県では47%増加しているものの68,200人(全国37位)となっており、その数字にも低さが現れています。海外からの旅行者(リピータ)の目的は、「日本食」、「温泉」、「ショッピング」、「日本の四季」、「もぎ取りの果物」、「スキー場」等と言われています。さらに、東根市の一番の資源「山形空港」を活用し、国際交流を高める方法を考えて行きたいと思います。
  東根市は、平成28年度から留学生の交流都市の一つとして、オーストラリア(ゴールドコースト)へ具体的な調査の実施や、ALTや外国人との交流を強化して行きたいとしています。その中で、民間団体の協力や子供たちの人材育成を図って行こうとしています。
  国際化を避けて通れない現代、当協会は、いろんな組織、団体と連携を取りながら国際交流活動を展開して行きたいと考えています。国際交流活動へのご理解と御力添えを頂ければと思います。

(上記文面は、卓話者の言葉本文を集約して記載しております。)

002
(卓話者:さくらんぼ国際交流協会会長 高橋一郎氏)